青春のつづき

チョロオタの独り言

人はいつだって無敵

 

出会いというのはどんな時にあるかわからない。

ツイッターでこの記事を見てすぐにHump Backというバンドが気になった。

記事の文字から伝わる熱気、アツさ。

どんな音楽を鳴らすのだろう、どんな言葉を紡ぐのだろう。

 

だけどなんとなくの日常に消えて行ってしまう、でも頭の奥に残っていた。

友人と出かけた時にヴィレバンの店頭で流れていた彼女たちの音楽にすぐに心を奪われた。

あ、あのときの、バンドだ。彼女たちだ。

気づいたら購入して、おうちに持って帰っていた。

涙のゆくえ

涙のゆくえ

 

 

そしてちょうど発表されていたツアーをそのまま申し込んだ。

どうしても生の彼女たちの音楽が聞きたかった。

そういえば関ジャムで一回取り上げられてたみたい、大倉さんもラジオで流してたのね

 

5月12日はじめての野音、四曲と関ジャニをシャッフルで流しながら

ワクワク、足取りが軽く一人で日比谷に向かって行った。

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席についてひとりでステージを眺めてこれから始まる時間を待つ。

すごく天気が良くて、外の空気が心地よかった。

 

ライブが始まった瞬間圧巻だった

とにかく上手い、そしてアツい

歌も演奏もそして言葉も

多分あの店頭で一瞬で感じたのはこの感じだ。

どストレートに来る感じが私は好きなんだ。

 

「人を変えるのは音楽じゃない、人なんだ」

ライブに来てまさかそんなことを聞くとは思わなかった。

人を変えるのは人で、

そういう人達が人を変えるような音楽を作るのだろうと思う。

だからロックンロールは人を変えるだ。

 

「若さが無敵にしていたんじゃない、夢が無敵にしていた」

「変われないのに、変わりたくないと言っていた」

 

なんでこんなにもストレートに強い言葉を言えるのだろう。

ああ、強い。無敵だな。

メンバーの編成が変わりつつも、Hump Backは10年目らしい。

ずっと音楽を続けて、きっとこれからも音楽を続けていくのだろうなと

勝手に思ってしまった、願いのようなものだ。

音楽は人を変えないかもしれないけど、彼女たちの想いの乗った音楽は

きっと人の心を動かすなにかがあると思う。

 

 

音楽や人の言葉に私は救われていく

ライブや舞台が好きなのは、直接私の耳に響いて、心に響いて、

あたまもこころも満たされ、「ああ、生きててよかった」と思えるからだ。

毎日色々なことを考えて、なにしてるんだろう、なにやってるんだろうと思っても

好きな人の言葉や音楽を聞いているとそれだけで一瞬でも生きていてよかったと思う。

たくさんの人の感情にぶつかって、ぐしゃぐしゃにされて、また考えて。

私はそうやって生きていくことが好きなんだと思う。

 

どんなときに、どんなタイミングでなにに出会えるかなんてわからないなと思った。

だからこそ、「出会う」チャンスを逃したくないと強く思った。

 

 

こんどメジャー初のフルアルバムが発売されるよ〜