青春のつづき

チョロオタの独り言

後悔を思い出したこと

わたしは昔、友人から逃げたことがあった

それが友人にとってどれだけひどいことかもわかっていたし

どれだけ傷つけるかもわかっていた、つもりだ

それでも私は、逃げた、目を背けた

向き合うことをやめた

何が残酷って、長い間かけて差し伸べた

自分から、私から出した手を引いた、見捨てた、逃げた

相手がどう思っていたのかは分からないが

私の中では間違いなくそう感じていた

 

 

助けたい、なにか出来ないかという気持ちは時には自分を追い込む

そして助けたかったはずの相手をさらに傷つける

元々自分の気分のコントロールが苦手なわたしは人を支えるということは

向いてなかったのだろうと思う

突然一定の人以外話したくもなくなって、会いたくなくなる

そんな時が年何回か突然起こるんですよね

きっかけなんて本当に小さいことなんだけど、全部が嫌になるみたいな感じ

自分の気持ちが安定してる時はいくらでも話を聞ける

ただ聞く、受け止めるということが出来る

それが私が見つけた向き合う、唯一出来る方法だと思ってたから

「少なくとも私だけは受け止めたい」が一番近い気持ちなんだろうか

それで今日を乗り越えられるならそれでいいと思っていた

ただ自分の気持ちが安定していない時にそれが出来るほど

わたしのキャパは大きくなかった

そんな事を繰り返しているうちに私は友人からの助けが「重荷」だと感じるようになってしまった

そして少しずつ距離を取っていった

間違いなく離れていくタイミングではない所で離れたのだ

 

とまぁ、たぶんこのことがあったからだけではないが

私が今の職場を選んだのに大きなきっかけになっていることは間違いない

そんなことももう5年目になったらあんまり考えることもなくなって

だけど久しぶりにこんなことを思い出したんですよね

 

 

 

Sexy ZoneRIDE ON TIMEをみて、彼らが過ごしたこの約2年のことを

少しだけ教えてもらった時、希望と尊敬を感じ、そして過去の後悔を思い出した

 

グループとして向き合って

ちゃんとグループもメンバーも守った

松島さんが復帰してきた時沢山の人が祝福するのをみて

世の中はこんなにも暖かいのかと思った

そして本人の気持ちと、それをちゃんと支えられる人を含めた環境があることで

未来は明るくなれるのだと、色んな道が可能になるんだと希望を感じた

松島さんが2年間自分と向き合い続けて戻ってくると決めた

その決断したことが本当にすごいことだと思った

そして周りのメンバーが

「戻ってくるか分からない」「それでも場所を守って待っている」「どんな道でも彼が幸せでいてくれればいい」

その気持ちでいた事がすごいと思った

ただ、尊敬しかなかった

 

何がすごいって

人と向き合うこと、支えることは

なによりも自分自身と向き合うことで

彼らはグループのことも考えて進み続けなきゃいけない中で

その全てをやり続けていたのだ、そしてやり切った

きっとこれからもやり続ける

 

 

 

あの頃の私には出来なかったことだった

未だに自分に向き合えず、矛盾しながら仕事で人と向き合いながら

たまに見たくない自分をチラ見するのが精一杯

仕事というフィルターを通すだけで自分の心にかかる負担は違う

だけど、結局はその立場でしかなくて、

さっき書いたように支える人、環境が必要で

私だってプライベートでそういう立場になるべき時もくるだろう

てか、そうでありたいよね。

今の私は昔のようなフェードアウトをしないだろうけど

今のままではたぶんしっかり向き合った上ではなく

自分を守るためだけに一線を置いた形でしか人と向き合えないだろうなと思う

だけど、人の性質ってそんな簡単に変わらないからさ

そう言い聞かせておかないと多分わたしはまた近づきすぎて

人を傷つけるとただ怯えてるだけなんだろうなぁ

 

 

眩しかった

ああやってテレビで言葉に出来るってことはこの2年、いや今までずっと

想像出来ないくらい考えて、向き合ってきたんだろうなと思う

言葉にする、相手に伝えるって本当に難しいから

私には出来ないことをやり遂げる、やり続ける彼らが

それを自然に当たり前のことだと、やってるようにみせる彼らが

眩しくて仕方なかった

 

 

アイドルとしてファンを考えることは必要なのかもしれない

だけど、人としてグループとして松島さんのことを1番に考えて

行動してこれた彼らはすごいと思う

色んな言葉に惑わされず、自分たちで模索して、やり続けてきたんだもの

正解がないことだから

別にお休みのことだけじゃない

人と関わることには正解がない、だからこそ正解を探し続けなきゃいけないんだろうけと

 

 

 

そう、探し続けなきゃいけない

忘れちゃいけない、私に後悔があったこと、始まりがあること

自分といつかはちゃんと向き合わないといけないこと

 

 

気づかせてくれる存在がいること

素敵な人たちを好きになれて良かったな